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2005年08月24日

色々測定系 その3・亜硝酸&硝酸イオン

最初にネオンテトラを飼うか、それとも右の写真のラスボラエスペイを飼うか、迷い中です。
ラスボラ君のオレンジと黒のコントラストがとても気に入っています。

測定系試薬はけっこうバカにならない値段なので今日はお休みで文章だけです。

さて、測定系の第3回の話は亜硝酸イオン(NO2-)と硝酸イオン(NO3-)についてです(アンモニアの話も含めて)。
昨日書きましたアンモニアは魚の排泄物から発生します。
アンモニアは生物にとって非常に毒性の高い物質です。
これはヒトでも同じで、ヒトの体内では毒性のあるアンモニアを腎臓で尿素に変えて、尿として排泄します。
尿素として排泄された後に、菌のいるところなどでは再びアンモニアにもなります。
腎臓の働きが悪くなると尿毒症というものになるのですが、これの原因物質の一つはアンモニアであると言われ、尿毒症はそのような毒素が体内にたまってしまいひどくなると命にも関わります。
それぐらいやばげな物質なんです。
で、熱帯魚を飼っている方には今更ながらの話ですが、このアンモニアが熱帯魚の水槽中に居座るのを防いでくれるのが細菌(バクテリア)たちです。
バクテリアはアンモニアを順番に、亜硝酸イオン、硝酸イオン、と変化させ毒性を低下させてくれます。
亜硝酸イオンと硝酸イオンを作ってくれるバクテリアは種類が異なり、
アンモニアから亜硝酸イオンに変化させてくれるバクテリアがアンモニア酸化菌でその代表はニトロソモナス属と呼ばれる部類のバクテリアたちのようです。
そして、亜硝酸イオンから硝酸イオンに変化させてくれるバクテリアが亜硝酸酸化菌でその代表はニトロバクター属と呼ばれる部類のバクテリアたちのようです。
ちなみにその反応は以下のようになります。
アンモニア酸化菌:2NH3 + 3O2 → 2NO2- + 2H+ + 2H2O
亜硝酸酸化菌:2NO2- + O2 → 2NO3-
上のように酸素を使って化学反応を起こすバクテリアを好気性バクテリアといいます。
酸素を使わないバクテリアを嫌気性バクテリアといいます(その場合の反応式は省略)。
普通は水槽中には好気性バクテリアが生息するのではないかと思われます。
亜硝酸のように「亜」がつくものはけっこう不安定で毒性が高いものが多いです。
亜硝酸イオンの場合も毒性がけっこう強いので、上記2種両方のバクテリアがいることが熱帯魚にとって必須になります。
基本的に管理された無菌部屋でもない限りどこにでもバクテリアはいるので、勝手にアンモニアのエサがあるところで増えてくれるみたいです。

熱帯魚やで「バクテリアのもと」もけっこういろんな種類を売っているようですが、立ち上げ時にはいいのかもしれませんが、普段はあまりやる必要はないのでしょう。
むしろ、今住んでいるバクテリアと違う種類のバクテリアを添加してしまった場合、バクテリア同士の生体系が狂って逆に水質が不安的になることもあるのではないかと思われます。
なんて言いつつも自分もいきなりバクテリアの元を投入してみたりしてますが(^ ^);
まぁ安定するまでは色々試行錯誤も必要ってことで。
明日には水質が安定していることを願っています。
これでだめならあきらめてネオンテトラ君かラスボラ君をパイロットフィッシュ(あるいは生け贄とも言う)として初飼育開始しようかと考えています。

投稿者 38brain : 2005年08月24日 02:38

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コメント

ラスボラは渋くてかっこいいし、
ネオンテトラは初心者の物とおもっていても
飼い込むといい味をだしますし、
ま!悩んでいるうちが1番楽しいですよ!
38brainさん の説明ってうちの理科の先生より
わかりやすいですね?^^

投稿者 お魚さん : 2005年08月24日 12:50

ラスボラ渋いですよねぇ。かなりお気に入りです。
ネオンテトラもやはり長年の熱帯魚を飼うという夢を今果たさんとするときに外すわけにいかないような気もしてますし。
確かにこの悩みは幸せかもぉ。

説明わかりやすいですか?
これでも読み飛ばされるかも、と心配しながら書いてみました。
たしかお魚さんは学生さんですよね。高校生かな?
私は高校の時は化学が一番好きでした、特に実験がね。
実験好きが功を奏して(災いして?)今の職業に就いたのかもしれません。

投稿者 38brain : 2005年08月25日 00:03